ちなみに今日は「夏休み」最終日である。
皆さん、明日からの準備は大丈夫でしょうか?
さて校区4校の内の2校が「閉校」となる本年、並々ならぬ決意でスタートしたはずの当ホームページ運営だったが、更新もままならないという不甲斐ない現状に自分の至らなさを痛感しております。
学校から離れた立場での情報収集の難しさはいつもこの日記に書いているが、それを補うために私自身が学校に通ったり先生方や保護者の方と連携して収集すればいいだけのこと、と安易に考えていた。自信もあった。
しかし、今はその自信が大きく揺らいでしまっている…。
「なんのために」「誰のために」と自問する機会が増えた。
切っ掛けになる小さな出来事があった。
日に日に自問の声は大きくなっていった…。
そして自分の意志とは反対に学校へ足が向かなくなってしまっていた。
こんなことではだめだと思いながら、どうすることも出来なかった…。
少し時間が経過して少しだけ平静を取り戻した折、定期的に閲覧している校区の「野花南小学校ホームページ」が日々充実していることにふと気づく。
野花南小HPは校長先生が中心となり本年度限定で開設したサイトだ。
学校の日々の出来事や閉校事業の詳細がいつでも閲覧できる素晴らしいサイトで当ホームページトップ画面にもリンクさせて頂いている。
校歌なんかも聞くことが出来る嬉しいおまけもついていたりする。
学校目線の情報が満載で、地域やOBはもちろん、保護者以外の方が見ても楽しめる手作り感たっぷりのいいホームページなってきている。
※野花南小HP➡http://nokanan.chu.jp
そして、同じく市内でもう一校閉校となる常磐小学校のホームページ。
こちらの管理は私がやらさせてもらっているのだが、管理といっても骨組みを作った程度。
保護者の皆様から行事があるごとにたくさんの写真と自分なりの感想などを文章にしたものを添付してメールで送付して頂いている。私はコピペして更新するだけ(笑)。
こちらも保護者目線で充実した内容が更新されている。
手前味噌だが、学校の生の声が日々ホームページを充実させていっている。
…ホームページ運営は難しい。
特にベースが学校、コンテンツが子供たちや行事・地域の人たちなので当事者としての立場でなければ、頃合いの良いサジ加減が把握できない…。
情報を発信するということは危険と隣り合わせだ。
それでも更新し続けるのは、みんなの一生懸命を刻み込むため。
どんどん縮小する学校を無関心にさせず、地域との関わりを無くさないため。
いつでも遠方の卒業生や縁の人たちが、共感できる場所であり続けるため。
二つのホームページ運営に教えられた。
大事なのは継続と熱意、そして交流(communicate)だ。
明日からまた学校が始まり、街には子供たちの姿が目に付くことだろう。
元気に通う子供たちと一緒に、私もまた学校に通おうと思う。