昨年に続いて本年も啓成中学校PTAの皆様に声を掛けて頂き、PTA送別会に参加させて頂きました。
「先生の異動の有無に関わらず一年間を労おう」と始めたこの啓成中学校の恒例行事は、毎年たくさんの保護者や先生方が集う一大イベントだ。
2013年度の人事異動は昨日発表があり,先のソチオリンピックで活躍した葛西紀明選手さながら、
「啓成中の伝説(レジェンド)」
と称される,
地域に密着され,当ホームページでも大変お世話になった
富田校長
と8年間在籍され、個人的にも二人の子供たちが尋常でないほどお世話になった
柳沼先生
のお二人が啓成中学校を去られることになりました…覚悟はしていましたが本当に残念でなりません。。
山本会長からPTAを代表して挨拶があり、両先生へ感謝の気持ちを、時に個人的なお話を交えてシンミリと語られておりました…。
学校代表挨拶は小泉教頭から。
冷静を装っておられましたが、言葉の端々に寂しさが感じられる話でした。
木村副会長の音頭で乾杯。
先日卒業された3年生の保護者も多く見受けられます。
校長先生とは「中学校生活」を丸々共有した同士みたいなものでしょう。
両先生もそうですが、今年で啓成中学校を離れられる保護者も多いようで、
「絶対また集まろうね」という声が一次会序盤から聞こえてきていました…。
皆さん、本当に子供たちの中学校生活の充実を感じているんですね。。
私も「サークル啓」管理人として、そして地域に生活する者として、お二人にお礼をさせて頂く機会を与えられました。
こうして、子供たちが現在全く関係がなくなってしまってもホームページを続けられていること、このような場に立ち会わせて頂いていることに感謝しております。
異様な盛り上がりに包まれていた会場は急に静まり返り、お二人の言葉に耳を傾けます。
富田校長は、啓成中学校が「校長」として初めての学校でした。
色々な地域に頻繁に足を運ばれて、どんどん友達を作る天才でした。
その人間性と、校長という「堅い」役職イメージを見事なまでに感じさせなかった物凄い人間でした。
赴任一発目で皆の度肝を抜いた「啓成エール」は今も語り草で、全員の気持ちを一瞬で鷲掴みにしました。
以来3年間、鷲掴みにされたままの気持ちを、今日急に離されても困ってしまいます…。
しかし、きっと新しい学校でも名物校長になることでしょう…。
新しい学校の関係者が本気で羨ましい限りです。。
卒業と入れ替わりで入学した下の子の担任に決まった時、私は嫁と抱き合って喜びました…ちなみにそれが私たち夫婦最後の「包容」でした…夢よワンモア!
肝っ玉の座った行動と言動の裏に、繊細で涙もろい感情豊かな 一面をお持ちの方でした。
私世代の保護者たちに人気が高くて、彼女を語る時には皆優しい気持ちになりました。
在籍中に経験した辛かった経験も、あなた一人で背負っているのではなく、教え子たちと共に一生共有していることを忘れないでください。
あなたに投げかけられた質問の答えを、答えられるような人間に私もいつかなりたいです。
その持ち前の「人間らしさ」全開で、 新しい学校でも生徒に真っ向からぶつかってください。
…そして、親孝行のあなたの唯一の親不孝。いつか花嫁姿を見せてあげてくださいね。
感傷が止まらない、送別会。
PTAから両先生に感謝を込めて記念品贈呈。
なんだか、渡す方も涙ぐんでいます…。
最後に恒例の記念撮影。
…お気づきかと思いますが今回の日記は、すべての写真に「ぼかし」が入っていません。
この笑顔に会わせたい。今や他方で生活する教え子たちにも見られるように、とPTAすべての皆様より快諾を頂き無修正にて掲載させて頂いております。
みなさん、本当にありがとうございます!
そして二次会へ。
今年は9割参加という素晴らしい出来事がありました。
芸達者の先生方、
そして、校長先生最後の歌声。
みなさん、その歌声をしっかりと胸に刻み込みました…。
歌った唄は…すみません、忘れてしまいました。てへっ♪
そして、出ました!
これが無くちゃ啓成中の飲み会ではありません。
上芦の玉三郎、タドル先生です(笑)
こちらも今年は モザイクなしで!
名残を惜しむ皆は、とうとう三次会へ場所を移します。
…日付はすっかり翌日に変わっていました。
柳沼先生はこの日「お母さん方と約束したから」と最後までつきあって頂きました。
最後にうれしいサプライズ!
8年前に一緒に啓成中に入学し、現在立派な社会人となった啓成OBのナイスガイが加わり、親子共々の乾杯です!
教え子はもうお酒が飲める年になったんですね…。。
先生は、それはそれは幸せそうなお顔でした…。。
”人生において、本当の「別れ」は一度しかない。”
元気でいればきっとまた会えるさ!
富田校長、柳沼先生、本当にお世話になりました!!
お互いそれぞれの舞台で、また頑張りましょうね。
気づけば、時計の針は午前3時を示していた…”元気でいられるか” 少し不安になった管理人でした。