2013年11月26日火曜日

上芦別小「出前授業&調理実習」

本日は、北海道LPガス協会芦別分会主催の「出前授業&調理実習」のお手伝いで上芦別小学校に行ってきました。
いつものホームページ管理者としてではなく、ガス屋としての来校です。
ガス器具を持ち込み、スライドや着ぐるみを用いてのLPガスの宣伝…もとい、エネルギーのお勉強です。
このファニーなマスコットは、我らがガス協会が誇る「ボンベくん」です。
安易なネーミングですが、子供たちになかなか人気だったようです。

ちなみにこちらは友達の設定、「コンロくん」…
リアルすぎる容姿になぜかジャケットを羽織っています。
子供たちの人気はソコソコでした(笑)。


エネルギーの授業は飽きさせないように、講師をつとめられた空知支部保安青年委員会・谷川先生が各所に工夫を織り交ぜています。

上芦別小学校5年生は、実に真剣に取り組み最後まで集中していました。


エネルギーの授業が終わると本日のお楽しみ、芦別スターライトホテルより山本調理主任を講師に招いての調理実習です。
この日のメニューは上芦別小学校用に考えてきてくれた「お米の天ぷら」です。
JA青年部の 指導のもと、5年生たちが精魂込めて育てた「ゆめぴりか」をなんと、贅沢にものり巻状にして油で揚げるという斬新な料理です!

約3時間半の調理実習の末、児童・先生・JA青年部の皆さん、そして手前どもガス協会の関係者計50人分の料理が子供たちの手によって完成しました。
ちょうどお昼になり、このあと参加者全員で食卓を囲みおいしく頂きました♪


食後はスターライトホテルより美味しいアイスクリームが振る舞われ、教室は笑顔に包まれました。

片付け後は、全員で記念撮影!

普段なかなか接点のない者同士、そして普段と違う角度で接する学校・子供たちの一生懸命さを目の当たりにし、なんだか頼もしく思えました。

本当にいい企画ですので、この先も是非続けて欲しい企画です。

上芦別小5年生の皆さん、ごちそうさまでした!

2013年11月24日日曜日

西芦別小「閉校記念式典」

少し肌寒さはあるものの、澄み切った青空となった11月最後の日曜日。
芦別市では3校目となる閉校記念式典が西芦別小学校で行われました。

74年の歴史が物語るように各地より多数の関係者が学校に足を運びました。
体育館に飾ってある地域の風景を描いた大きな絵が素晴らしかった。

10時定刻に閉校式が始まりました。
本年度をもっての閉校が芦別市長より宣言されます。
何度聞いても寂しい瞬間です。

来賓挨拶も終わり、柿崎学校長よりのお話しがありました。
西芦別小の生徒と環境の素晴らしさ、閉校になってしまう寂しさ…様々な思いを述べられておられました。
児童の代表挨拶では、「西小魂で頑張って行く」旨の力強い前向きな言葉が述べられ、非常に頼もしかったと同時に、健気な姿勢や力強い言葉が寂しさの「深さ」を物語っているような気がして、私は勝手に感傷的になってしまいましたが。。
式の終盤には、西芦別の街と学校の歴史を創作劇にして児童・先生たちが熱演。
野花南小でも思ったが少人数で成す創作は手抜きがなく素晴らしい。
表現力も素晴らしく劇にのめり込んで行ってしまう。

劇中で炭坑が衰退して行く中で、級友たちが次々と西芦別を離れて行ってしまうシーンは、まさに現在の過疎化の序章でリアルな悲しいシーンだった…。
感動の児童発表が終わり閉校記念式典はひとまず閉幕。
隣の敷地に移動して記念碑の除幕式が行われた。

除幕式に先立ち、西芦別ゆかりの卒業生でもある、日沼議員より挨拶があり全盛当時の貴重なお話しを交えて惜別の念を語られておりました。
修学旅行は汽車を貸し切り、それでもぎゅうぎゅう詰めで荷物棚に寝た等々、今では信じられないようなすごい話しであった。
除幕は在校生たちが行い、その永遠の言葉が刻まれた記念碑が披露されました。



OB・関係者の方は、お近くにお寄りの際は足を運んでみてください。

かくして市内3校の閉校式が本日すべて終了した。
が、3月の学年末まで学校はまだまだ続く。

3月を過ぎてもそれぞれの心の中で永遠に続いて行くのだ。

悔いのない学校生活を送ってほしいと願うのはもちろんだが、学校の最後に自分が存在した事実を誇りに思ってほしい。

母校は永遠にあなたたちの学校です。





私もおかげさまで全ての市内閉校式に立ち会うことが出来き、便宜を図って頂いたすべての関係各位に感謝している。

校区地域交流会HPの管理人として都度、その瞬間に立ち会い、程よく学校に寄り添い、一喜一憂できていることにあらためて喜びを感じることが出来た。
この試行錯誤のホームページを起ち上げたことも、10年先、20年先にきっと意味を持つことだと信じている。

【文責】管理人 富山 美一










2013年11月10日日曜日

野花南小「閉校記念式典」

2013年11月10日(日)、本年度限りで統廃合が決まっている野花南小学校閉校記念式典に記録係として参加してきました。
尋常でない悪天候となってしまった当日でしたがOBや関係者が多数駆けつけ、校舎内は人であふれかえっています。
 閉校を惜しんで遠方より駆けつけた方も見受けられます。
協賛会の方たちが受付業務に奔走されていました。
歴史ある野花南小への惜別の念は強く、来校者は後を絶ちません。

式が始まる頃、豪雨は突風を伴って激しく体育館の屋根を賑わせます。
まるで閉校の寂しさをぶつけているような 物々しさです。
清沢市長より閉校宣言が公示され、式は天候をよそに眈々と進行していきます。
 早坂校長より野花南小学校の思いと生徒たち、地域の方々に向けてあついメッセージが贈られました。
松山教育長から児童たちへ記念品の贈呈。
 児童会長が生徒を代表して言葉を述べます。
学校に対する感謝と思い出、そしてこれからの夢を堂々と述べられていました。
参加者全員いよる校歌斉唱。
来年からはもうこの体育館に響くことはありません…。
閉校式典終了後は野花南と学校の歴史をモチーフにした創作劇が披露されました。
いつも来校する度に思うことですが、この学校の生徒たちの余ある表現力には驚嘆させられます…本当に素晴らしい劇でした。

劇の終盤には和太鼓の演奏も披露されました。
町内・関係者の方々も加わってのエンディング。
全ての式次第を終え、閉校式典は一応の終了。

しかし、学校は3月まであと半年弱続きます。
残された時間を生徒たちはもちろん、先生も関係者も悔いなく一生懸命に過ごして学校に携わって欲しい、と陰ながら願う管理人でした。