2014年2月28日金曜日

サークル啓「北海道新聞」で紹介されました

本日の北海道新聞にてサークル啓及び管理人の活動が紹介されましたのでご報告を。

このサイトを始めたのが2010年秋、以来「情報を発信」する立場にあったが、「発信してもらう」と言うのは不思議な気持ちだ。

実はここ数年この時期になると、このホームページの存続を考える。
自分の子供が中学校を卒業した2年前に「もうできないだろう」と思った。

しかし、当時学校関係者評価委員で全く学校と疎遠にはならないだろうと思ったから継続を決断した。さらには、現啓成中校長からの「子供さんが卒業しても是非続けて欲しい」と言われていたことも大きな要因になった。
校長先生には失礼だがもう、先生と保護者ではなく個人…いや友人目線の話し合いだったと記憶している。
かくして決意したものの、想像通り情報量は我が子が現役だった前年の半分くらいになった。
これではいけない(わざわざホームページをやる意味が無い)と各校のPTA役員会などに出向いてホームページへの協力や情報の提供をお願いに伺ったりもした。

そして昨年。そんな努力の成果も大して見えずほぼ前年同様の管理・運営となりそうだった…「もうできないだろう…」。
しかし「校区交流会」を唱うホームページが、今年度限りで校区より2校も閉校・統合を控える時に辞めてしまうなんてあまりにも無責任だと考えた。
そして萎えかけた自分の背中を押してくれたのが各校関係者の皆さんだった。
各校校長・教頭先生が学校案内をわざわざ自宅まで持ってきてくれたり、Eメールなどで写真や参加できなかった行事の情報を教えてくれたりしてくれた…本当にありがたかった。
自身も時間が許す限り学校に出向いて情報収集や先生・保護者の方との交流に務めた。
おかげで校区2校、そして校区外の常磐小学校さんにもお声を掛けて頂き、全ての閉校式に「記録係」として立ち会わせて頂くという貴重な経験をさせて頂いた。協力頂いた皆さんには本当に感謝しています。

つくづく「続けて良かった」と思った。


そして今年もこの時期を迎える…。


しかし、例年ほど今「迷い」がない。

校区の学校が半分となり、ますます地域の連携が必要な時期だ。
もう少し続けてみようと思う。


「情報を発信する」ということは、行事の予定や報告だけをする事ではない。
「気持ちをつなぐ」手助けをしていると考えることにする。
地域外に通う子供や孫の「学校」に足を運んでもらうキッカケを作ろう、と考える事にする。

学校がなくなってしまう地域の皆さんは本当に寂しいと思う。
しかし、学校が存在していてもそこに集う先生や保護者、「人」と「顔」が見えなければ学校は建っていても、存在していないに等しいと思う。

四月から子供達は新しい学校に通う。
親も地域も新しい学校の関係者になる。

「人」とたくさん繋がるため「学校」にどんどん足を運んで関わっていって欲しい。
繋がりが深まれば、きっとそこが子供達はもちろん、皆さんにとっても母校になる…。



※「啓成中学校区地域交流会 サークル啓」では一緒にホームページのお手伝いをしてくれ方を常時募集しています。興味のある方は管理人までご一報ください。


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